育教研 究社会・産学連携大学病院校友会・基金運営情報財務情報44特別支援教育実践センター2016年度15.7%学長ダイバーシティ&インクルージョン推進機構機構長:理事・副学長(教育・平和担当)副機構長:副学長(ダイバーシティ担当)マネジメント部門ウェルビーイング推進室ダイバーシティ研究センター2024年度アクセシビリティセンターダイバーシティ&インクルージョン推進機構アクセシビリティリーダー育成プログラム(10月1日時点)(5月1日時点)本学では、全ての学生に質の高い同一の教育を保障し、評価の公平性を担保することを基本理念として、1997年に全学的な組織を設置し、修学上のアクセシビリティ(学びやすさ)に関する合理的な調整・配慮・支援を行ってきました。特に障害学生支援については、受験や授業における修学支援や特別措置が充実している点が高く評価されており、朝日新聞出版『大学ランキング』では、2018年から7年連続で全国1位を獲得しています。アクセシビリティリーダー(AL)とは、個人や社会の多様性を理解し、様々な文脈においてアクセシビリティを推進し可能性を開拓できる人材のことです。本学は、2006年から全国の大学に先駆けて ALの資格認定プログラムを実施し、人材育成を行っています。2009年には、「AL育成協議会」(本学に事務局を設置)を産学官の連携で設立し、全国27大学2企業2行政機関で実施されるプログラムへと展開しました。全ての学生が自主的で柔軟な学びを実践できる環境を整備し、社会に必要とされる人材の育成にも取り組んでいます。本学は文部科学省が実施する女性研究者研究活動支援/ダイバーシティ研究環境実現関連の補助事業のうち、計7件に採択されるなど、女性研究者の活躍を推進してきました。これらにより、先端的研究課題にチャレンジする女性研究者の育成に取り組んだ結果、女性研究者の割合が19.5%(2024年5月1日時点)となりました。2023年からは、島根大学と共同で「地方大学における理工系女性研究者が働きやすく働きがいのある研究環境づくりのための調査分析」も新たに開始しました。研究者を志す理工系女性学生の増加に向けては、フェローシップの支給による博士課程後期への進学支援などの取り組みを行っています。2026年度入試(2025年度実施)からは、理学部、工学部、情報科学部に計37人の「女子枠」を新設する予定です。全ての構成員が個性と能力を十分に発揮できる大学の実現に向けて全国1位1級 318人2級 404人理学部工学部情報科学部計37人障害学生支援ランキングアクセシビリティリーダー本学の教職員、学生累計女性研究者割合2026年度入試女子枠新設7年連続ダイバーシティ&インクルージョン推進機構を設置国内屈指の先進的な業績を挙げているダイバーシティ、障害学生支援及び特別支援教育の分野の組織を統合・強化し、2023年4月に全学組織「ダイバーシティ&インクルージョン推進機構」を設置しました。インクルーシブマインドを持つ人材を育成・輩出し、多様で連続的なアクセシビリティを実現することにより、誰もが充実感・幸福感を持って活躍できる持続可能な社会の構築に貢献します。障害学生支援、アクセシビリティリーダー育成で全国の大学を牽引女性研究者の活躍を推進―次世代人材の積極的育成に向けて―19.5%
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