教 育研 究社会・産学連携大学病院校友会・基金運営情報財務情報382024年1月、科学技術振興機構(JST)の支援施策「大学発新産業創出基金事業 スタートアップ・エコシステム共創プログラム」に、本学の提案「Peace & Science Innovation Ecosystem」が採択されました。本プログラムは、「平和を希求する精神のもと、世界にイノベーションを生み出す」ことをビジョンとし、GAPファンドの構築、支援人材の拡充、起業環境の整備、グローバル拠点の構築などを行っていきます。VOICE●自身の専門性を活かして、地域の方と一緒に課題解決に取り組むことが貴重な経験となった●地域の子どもたちと一緒に活動し、子どもたちの飛躍的な成長を目の当たりにできた●海外の学生と一緒に活動し行動力の差を実感した活躍する在学生山本さんは、2024年5月、バハマの首都ナッソーで開かれたナッソー2024世界リレーの男子400メートルリレー(4×100メートル)決勝で、日本代表の第一走者として力走しました。日本は、持ち味のバトンパスの技術を活かし、フランスやイギリスなどと競り合い、4位でフィニッシュ。2大会連続のメダルは逃したものの、3位のフランスにわずか0.01秒差と健闘しました。さん広島大学スポーツセンター広大スポーツオンライン広島大学病院スポーツ医科学センター空き家解体からはじまるサーキュラーデザインの実装 佐木島における空き家の解体とアップサイクルを通じて新たな空間資源を生み出すモデルプロジェクト(一社)The Red Dot Schoolからの写真提供広島の規格外野菜を使用した、子育て世代応援のための「大人も子どももおいしい離乳食」の開発地域資源に恵まれた倉橋島における音楽の力による新たな地域魅力づくり ー 地域イノベーションに挑戦 !! 音楽の力で地域がどう変えられるか ー第1回「守れ!生きた国宝オオサンショウウオ」(2022年12月)第2回「この冬空のむこうの宇宙」(2023年12月)第3回「地球温暖化現象を真に理解する」(2024年6月)第4回「いつもの飲み物を分析しよう!!」(2024年8月)科学技術振興機構の「大学発新産業創出基金事業 スタートアップ・エコシステム共創プログラム」に採択されました地域の元気応援プロジェクト広島大学きてみんさいラボ参加した学生の声世界リレー男子400メートル決勝で力走。日本は4位に入賞!2023年度採択プロジェクトの活動(抜粋)「広大きてみんセミナー」で本学の「知」を広く発信「広大きてみんセミナー」では、2022年10月にオープンした「広島大学きてみんさいラボ」を基点として、生物や環境問題から宇宙、先端科学、社会、医学など多様なテーマを取り上げています。開催実績「大学発新産業創出基金事業スタートアップ・エコシステム共創プログラム」に採択地域社会が直面する課題の解決や地域の活性化のために貢献本学の地域貢献事業の一つである「地域の元気応援プロジェクト」は、地域の方々から、地域社会や地域経済の維持、活性化などの様々な課題を提案いただき、本学学生・教員が専門分野や研究成果を活かして提案者とチームを組み、課題の解決に向けて取り組むものです。2023年度は17件の応募の中から、13件を採択しました(内7件が新規申請、6件が継続事業。助成額は1件当たり基本的に50万円)。今後も本学の知見を実践に活かすとともに、広大生の企画力、チャレンジ精神、行動力で地域を元気にします。また、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」の達成にも貢献していきます。スポーツの力で地域を元気に本学は、広島大学スポーツセンター及び広島大学病院スポーツ医科学センターを設置し、スポーツを通じた教育、研究、社会貢献に積極的に取り組んでいます。2023年11月、スポーツの面白さや体を動かす喜びなどを経験してもらうことを目的として、『東広島こどもスポーツキャンパス2023』を開催しました。イベントには、東広島市内の小学生268人が参加し、剣道や野球など本学体育会10団体の学生が指導にあたりました。2024年2月には、公益財団法人東広島市教育文化振興事業団との共催で、「スポーツ医科学をもとにした健康増進リレートーク」をテーマとして、2023年度8回目の「ALL HIROSHIMA SPORTS SUMMIT」を開催し、約100人に参加いただきました。今後もスポーツを通じた学生の人材育成をはじめ、地域社会全体の活性化に貢献していきます。山本 匠真工学部第二類4年次生
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