件件372018年度2023年度億円億円本学は、産学官民で課題の発見から解決までを共有し、社会実装につなげられる連携・協働体制を構築するとともに、地域とともに歩み、地域の課題解決に取り組んでいます。戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期『スマートモビリティプラットフォームの構築』に採択されました2024年2月に竣工した研究拠点「デジタルものづくりイノベーション拠点」各研究プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。東広島市で自動運転・隊列走行BRTの実証実験が開始されました共同研究受入実績456589活動報告社会・産学連携世界的な革新的事業の創出を目指す産学官連携の推進本学は、企業の事業戦略に深く関わる大型共同研究の獲得・推進を通じて、世界的な革新的事業の創出を行い、日本経済・地域経済の活性化を図るために、「オープンイノベーション本部」を設置しています。オープンイノベーション本部は、産学連携部、知的財産部、地域連携部から構成されており、産学官連携コーディネーター、クリエイティブマネージャー、知的財産マネージャーなどの支援人材が連携して、産学官連携の取り組みを強力に支援しています。西日本随一の、地方におけるイノベーション拠点として、本学の世界トップレベルの教育・研究水準を連続的に事業化する組織・仕組みを整備し、当地発の新産業の創出に貢献します。安全で環境にやさしく公平でシームレスな移動の実現へ内閣府が実施する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期『スマートモビリティプラットフォームの構築』に、本学が提案した「交流の場が集積する新モビリティ指向型都市の開発〜モビリティのリ・デザインによる15分都市の実現〜」が採択されました。少子高齢、人口流出、労働者不足、不安定な移動需要など地方が抱える共通課題を突破するため、知能が集積する大学城下町「東広島市」をモデルに都市空間やモビリティサービスのあるべき姿を描いています。藤原 章正 教授(IDEC国際連携機構/大学院先進理工系科学研究科/大学院スマートソサイエティ実践科学研究院)を研究開発統括責任者として、「交流の場が集積する新モビリティ指向型都市の開発」に向けて、民間企業及び研究機関などと共同で研究開発に取り組んでいきます。東広島市とJR西日本による自動運転・隊列走行BRTの実証実験開始東広島市、JR西日本、本学との連携協定に基づき、2023年11月から、東広島市とJR西日本による自動運転の連節バスが走行する全国初の実証実験が東広島市で開始されました。この実証実験は、自動運転・隊列走行技術の社会実装に向けた課題の検証・洗い出しを行うことを目的としています。本実証実験の成果も踏まえて、多様な移動手段を一体的に運用するモビリティシステムを活かした新モビリティ指向型都市開発(MOD)を目指します。日本を代表する産学官共創拠点へデジタルものづくり教育研究センター2019年2月に設置された本センターは、内閣府「地方大学・地域産業創生交付金」及び「地方創生推進交付金」を活用し、広島県が策定した「ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム」事業の下で、大学と産業界が連携し、社会実装に向けた研究開発活動と、高度産業人材の育成に取り組んでいます。2023年度には、「地方大学・地域産業創生交付金」事業に新設された「展開枠」にも採択されました。これを受けて、設置以来取り組んできた「材料モデルベースリサーチ」、「データ駆動型スマートシステム」及び「スマート検査・モニタリング」に関する研究プロジェクトの成果を応用し、今後の自動車産業において重要な電動化対応に貢献する「スマート蓄電池システム開発」及び「スマート空調システム開発」の2つの研究プロジェクトに取り組んでいきます。10.3119.89地域とともに歩み地域の課題解決に取り組む
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