23教養教育※50音順 所属・役職名などは2024年4月1日現在第7回ピース・レクチャー・マラソンを開催多彩な学部を擁し、幅広い教養と専門知識を身に付ける「学部教育」と、専門分野における卓越した知識に加え、学際的・融合的な研究を通して、異分野の理解と視座を身に付ける「大学院教育」により、「平和を希求し、チャレンジする国際的教養人」を育成します。●堀川 惠子 氏 ノンフィクション作家●松井 一實 氏 広島市長●モーリー・ ロバートソン 氏 国際ジャーナリスト●茂木 健一郎 氏 脳科学者●山極 壽一 氏 総合地球環境学研究所所長、京都大学前総長●山下 良則 氏 株式会社リコー代表取締役会長本学では、幅広い教養を生涯に渡って培うことを重要視し、広く学問への関心を高め、ものごとを学際的・総合的に捉える能力を養い、豊かな人間性を涵養することを目指す教養教育を行っています。2017年度から実施している「世界に羽ばたく。教養の力」は、その取り組みの1つです。スポーツや芸術、科学、ビジネスの第一線で活躍するリーダーを招き、講演を実施しています。新入生がトップランナーたちの生き方やスピリッツに触れ、ワクワクする何かをつかんでもらいたいという想いが込められています。2018年度からは必修科目「大学教育入門」の一環として、全学部の新入生が必ず2回聴講します。「世界に羽ばたく。教養の力」世界で活躍されているリーダーによる講演世界に羽ばたく。教養の力活動報告教 育「平和の大学」としてグローバル人材を育成する「平和の大学」として、国際理解を深め、多角的な視点から平和を考えることのできる人材を育成しています。全学部生を対象にした全学必修の「平和科目」では、戦争・紛争、貧困、人口増加、環境などをテーマに平和への学びを深めます。広島平和記念資料館などの見学や、平和に関する映像作品の視聴などを行ってレポートを書くことを共通課題としており、優秀賞に選ばれた学生を毎年表彰しています。2023年度は2,685人が受講しました。さらに、平和をテーマとした講演会「ピース・レクチャー・マラソン」を開催し、各国の政府代表者や在京大使を招いて、平和を後世へとつなげる大切さについて講演いただいています。これまでに8回開催し、延べ1,000人以上が参加しています。2024年5月に開催した第7回では、ASEAN事務局のカオ・キムホン事務総長が講演しました。質疑応答では多くの学生から質問が寄せられ、「専門家であり実践者でもある国際的なリーダーからの講演は非常に有益だった」「ASEANと日本が平和と繁栄をどのように促進しようとしているか深く考えさせられた」との感想が寄せられました。また、カオ事務総長には、「特別招聘教授」の称号が授与されました。講師の方々●池谷 裕二 氏 東京大学大学院薬学系研究科教授●越智 光夫 広島大学長●小泉 悠 氏 東京大学先端科学技術研究センター准教授●中丸 三千繪 氏 オペラ歌手●二宮 清純 氏 スポーツジャーナリスト●野村 謙二郎 氏 野球評論家、広島東洋カープ元監督●弘兼 憲史 氏 漫画家豊かな教養と秀でた専門知識を備える人材を育成する
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